今、伝えたいこと・・・
「地震や津波から命を守るための教訓」とは・・・
「原発事故や風評被害、様々な問題と向き合っている人たちの思い」は・・・
「前を向いている人、まだ向けない人…被災した方々の今の気持ち」は・・・
今自分たちができる精一杯の「伝えたいこと」をつどいのプログラムに込めました。
震災発生から2年の今こそ伝えられる熱い思いを全国の皆様と共有し、未来の希望や願いを一緒に前向きに考える時間になることを願っています。
全国の皆さんのたくさんの笑顔と出会えることを東北は待っています!
第50 回民放労連全国女性のつどいin 宮城実行委員長 大久保 悠
6月8日13:45〜 記念講演
サンドウィッチマン
仙台市出身の伊達みきお、富澤たけしによる漫才コンビ。
1998年にデビュー。2007年M−1グランプリで優勝。キングオブコント2009準優勝。
震災5日後には「東北魂義援金」を立ち上げ東北魂のロゴ入りチャリティグッズなども販売。
約3億6,108万円が集まり、岩手県や福島県、宮城県など計6県に届けた。
また、全国各地で学生を対象にセミナーを行い、学生と一緒に復興の在り方について積極的に意見交換している。
1日目(6月8日)15:30〜 分科会
分科会1
ドキュメンタリー映画「3.11 ここに生きる」の上映と講演

ロイター通信・報道記者、映画監督
我謝 京子
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被災地に生きる女性の姿をとらえたドキュメンタリー映画
お嫁さんを亡くし孫を育てる祖母、被災遺児を受け入れに動く女性校長など、あらゆる年代の女性が登場して、彼女たちが直面する悲しみや喪失、それでも懸命に生きていく姿をうつし出す。被災から復興を通して、女性がどのようにして立ち直っていくのか。
現在ニューヨークでロイター通信の報道記者として活躍しながら、休日は映画監督として精力的に作品づくりに取り組み、世界中を飛び回っている我謝京子さん。
後輩達に伝えたいメッセージとは−。
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東京生まれ。上智大学外国語学部卒業後、テレビ東京に就職。
報道記者として取材やドキュメンタリー制作に携わる。
2001 年に娘と共にニューヨークに渡り、ロイター通信社のプロデューサー、レポーターとなる。
分科会2
原発事故と福島の現状

大熊町商工会長

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いまだに収束のみえない原発事故。原発がこんなにも危険なものかということをどれだけの人が認識していたでしょうか。
国会事故調査委員会の委員の一人に選ばれ、福島県の原発事故被災者代表として携わっていた蜂須賀さんに、マスコミには発表されなかった事故の真実と、今もふるさとを離れ余儀なくされている避難生活での苦悩、帰還に向けての取り組みについてお話いただきます。
大熊町商工会長、県の教育委員会の委員としても活躍している蜂須賀さん。
被災者として、母として、女性としての思いとは−−−−
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平成21年 5月 大熊町商工会長に就任(福島県における最初の女性会長)
平成24年 6月〜 福島県復興計画評価・検討委員会委員
平成24年10月〜 福島県教育委員会委員
分科会3
食の安心:大切なのは食の安全を理解すること

NPO 食の安全と安心を科学する会 理事長
山崎 毅
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なぜ消費者は「安全」なはずの食品に「安心」できないのか。
マスコミは「安全」と「安心」をどう扱えばいいのか。
原発事故の後、明らかになった食品の放射能汚染…
放射能検査や出荷制限対策にも関わらず、多くの人が東北や北関東の食べ物を避け、それは今も一部で続いています。
山崎さんは、食の安全の問題について、消費者のリスク認知の先入観が起こるメカニズムなどを研究してきました。
消費者が「食の安心」を得るためには、「食の安全を理解すること」が大切であることを、詳しく解説します。
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東京大学農学部修士課程卒。湧永製薬株式会社入社 中央研究所研究員。
東京大学農学系大学院にて獣医学博士号取得。
2011 年 NPO 法人食の安全と安心を科学する会 設立
分科会4
危険を察知する“生きる力” 脳科学から防災を考える

東北大学加齢医学研究所 准教授
杉浦 元亮
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災害などの非常時、自分の脳はどのような反応をするのか?
同じ災害情報を聞いても逃げる人と逃げない人がいたり、すぐ立ち直れる人となかなか立ち直れない人がいたり…。
今回の震災を受けての人々の行動も様々。そんな個人差を生み出す脳の違いとは?
何気ないアンケートからあなたの脳のタイプを診断。あなたの無意識に迫ります!
震災後、被災者との対話を通して「生きる力」を研究する杉浦先生が、防災について脳科学からアプローチ!。
脳トレでお馴染み「川島隆太先生」の愛弟子・杉浦先生があなたの脳を科学します!
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東北大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)取得。
平成20年、東北大学加齢医学研究所 脳機能開発研究分野 准教授
平成24年より東北大学災害科学国際研究所に兼務。専門は脳機能イメージング。
分科会5
震災の経験から学ぶココロのお話

花京院健康センター所長
清治 邦章
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あなたは、傷ついている方への接し方がわかりますか?
あなたは、傷ついた自分の心を、どう癒しますか?
震災の経験を通して人々のココロには様々なことが起こりました。
PTSD への対処の仕方、PTSD の方への接し方、被災地で取材を行う際のストレスマネジメント法についてなど、具体的なココロの動きを交えながらお話します。
普段、人間関係で悩んでいる方も、是非受講下さい。
仙台を中心に30社の産業医と100名の在宅患者の主治医を務める「診察室にいない医師」清治先生が、ストレス社会を生き抜く護身術を伝授いたします。
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福岡県にある日本で唯一の産業医専門大学、産業医科大学医学部を卒業し医師免許・産業医資格を取得。
故郷・仙台に戻り、JR 東日本仙台支社の産業医となる。
震災を期に独立を決意し、2011年6月に産業医オフィス 花京院健康管理センター、8月に在宅療養診療所 ひかりクリニックを相次いで開業。
分科会6
地震のメカニズムと防災エンス(防災&サイエンス)

防災士・サイエンスインストラクター
阿部 清人
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地震の揺れ方で、被害が違う!? 火災の煙から身を守るには?
地震のメカニズムや災害を防ぐ知恵を、科学実験を通して楽しく学びます!
身近なものを使ったあっと驚く科学実験を、参加者のみなさんに体験していただきます。
災害時に必要な「防災グッズ」も、科学実験でご紹介!
東日本大震災の被災(宮城県在住)と取材経験を通して、災害に備えて必要なことをわかりやすくお話します。また、ラジオ局の立場から、災害情報の大切さや災害を減らす「減災」の力を地域で高めていく必要性を、事例を通してお話します。
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仙台市のラジオ局「fmいずみ」アナウンサー。防災士、サイエンスインストラクター。
現在、仙台市政番組「せんだい復興日記」を担当し、被災者の声を届けている。
甚大な被害を受けた出身地の石巻市をはじめ、被災地の取材にも精力的にあたっている。
2日目(6月9日)9:30〜12:00 分科会・1
「震災報道を語る」
NHKできってのイケメンアナウンサーとして、将来を嘱望されていた堀氏が、その地位を投げ打ってでも貫きたかった信念・・・伝えたかったこと・・・
僕らで動こう。僕らで考えよう。僕らでこの国を変えよう。
だって、僕らの国なんだからさ!
「僕らメディアの責任も本当に重たい」と、報道の責任を正面から受け止め、その誠実な報道姿勢が反響をよんだ堀氏が、震災報道について語ります。
メディアリテラシーの重要性が日に日に高まっている今日、メディアを流れる情報を取捨選択して活用する力をどうやって身につければよいのか、震災報道を通して、皆さんで考えてみませんか?
ジャーナリスト。01 年にNHK 入局。「ニュースウオッチ9」リポーターとして主に事件・事故・災害現場の取材を担当。
独自取材で他局を圧倒し報道局が特ダネに対して出す賞を4 年連続5 回受賞。’ 10 年、経済ニュース番組「Biz スポ」キャスター。
'12 年より、アメリカ・ロサンゼルスにあるUCLA で客員研究員。
日米の原発メルトダウン事故を追ったドキュメンタリー映画「変身 Metamorphosis」を制作。
'13 年よりフリーランス。NPO 法人「8bitNews」代表。
2日目(6月9日)9:00〜16:30 分科会・2
東日本大震災をより深く理解し、震災復興について考える機会に・・・
被災地バス見学
東日本大震災で多くの方が犠牲となった宮城県名取市閖上(ゆりあげ)地区。仙台湾を囲む平野に位置しているため津波の被害は甚大でした。かつて活気に満ちた漁港を中心にほとんど更地と化し、いまだに震災の爪痕が色濃く残されたままとなっています。
一方では、地域住民の復興の願いが込められた仮設店舗「閖上さいかい市場」により 被災によって停止していた事業の「再開」、お客様との「再会」を目指し、新たな一歩を踏み出しています。

いちごの生産量が東北一の宮城県亘理郡(わたりぐん)。
ここも、地震に伴う津波により、山元町の「夢いちごの郷」はいちご栽培施設と併設する農産物直売所がすべて流されてしまったそうです。
現在は元気に営業をしておりますので、いちご狩りや特産品のお買い物がお楽しみいただけます。
BUS TOUR SCHEDULE
仙台国際ホテル9:00==夢いちごの郷(収穫体験)==ゆりあげさいかい市場( 昼食・買い物)==閖上地区(語り部ガイドによる見学)==仙台空港=仙台駅16:30
*先着順の受付とさせていただきます。
*お子様連れの参加も可能です。
(お席が必要な場合は大人と同料金)
※昼食は、さいかい市場でお好きなものをお召し上がり下さい。
会場は、仙台駅より徒歩5分の好立地
仙台国際ホテル
仙台市青葉区中央4丁目6番1号
TEL 022-268-1111
【アクセス】
◆JR仙台駅より徒歩5分
◆地下鉄仙台駅南2出口より徒歩4分
◆地下鉄五橋駅より徒歩7分
◆東北自動車道宮城I.Cより約15分
◆仙台国際空港より車で約40分
大きな地図で見る
*当日は12時半開始になりますので、昼食は事前に済ませていただきますようお願いします。
*実行委員会では宿泊の手配は致しません。宿泊の手配は各自でお願いします。
尚、手配が困難な場合はご相談ください。数に限りはございますが、近くのホテルを仮押さえしております。
*【参加費】 全日参加16,000 円( 交流会費含む ※2 日目バス見学参加の場合は+3,000円)
1日目のみ参加の場合は14,000 円( 交流会費含む)
2日目のみ参加の場合は 8,000 円(※バス見学参加の場合は+3,000円)
交流会のみ参加の方は、お問い合わせください
【お子様の料金について】
*交流会(お子様料理 幼児〜小学生 2,000円)
*バス見学(3,000円)
【託児について】
*6か月以上 1日1,000円
*8日は12:30 〜 17:30 9日は9:30 〜 12:00 で行います。
杜の都をさわやかRUN 実施します!! 6月の仙台をさわやかRUN!
9日の早朝、仙台国際ホテル前から出発します!時間は交流会でご案内しますのでお楽しみに!