メディア日誌 2018年1月

◆2017年の大みそかに放送された第68回NHK紅白歌合戦の平均視聴率は関東地区で第一部(午後7時15分~8時55分)35.8%、第二部(午後9時~11時45分)39.4%だった。(1月3日)

◆東海テレビ放送(名古屋)は午前7時58分から5分40秒間にわたり、放送が中断するトラブルがあった。電波の送信機器が故障したとみられ、同社が詳しい原因を調査している。(1月8日)

◆10日午後6時40分頃、石川テレビ放送(金沢市)の放送が中断した。午後7時前には北陸放送(同市)も金沢市や石川県加賀市などで映らなくなった同日午後10時現在復旧のめどは立っていない。両社が共有する金沢市内の送信鉄塔から火花が出たのが確認されており、落雷により機器が故障した可能性があるとしている。(1月11日)

◆NHKは16日、ニュースサイトやニュース・防災アプリで「北朝鮮ミサイル発射の模様」とする速報を掲載し、5分後に誤報だったと訂正した。NHK広報部によると、職員が機器の操作を誤ったという。(1月17日)

◆NHKは16日、2018~20年度の次期経営計画を発表した。「公共メディアへの進化」を掲げ、20年東京五輪・パラリンピックで最高水準の放送の提供を目指す一方で、受信料額は据え置く。経営委員会が全会一致で議決した。(1月17日)

◆BS放送各社の解像度が段階的に下がる見通しだ。2018年12月に始まる4K・8K本放送のため、電波の帯域をあける作業の第一弾となる。(1月17日)

◆TBSテレビが社員に労使協定(36協定)の上限を超える残業をさせていたとして、御田労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かった。是正勧告は18日付。(1月22日)

◆NHKの2018年度予算案について、野田聖子総務相は、受信料の値下げも含めた検討をNHKに求める意見書案をまとめた。予算案に添えて国会に提出する。(1月25日)

◆日本民間放送連盟は26日、主催する「日本民間放送連盟賞」と「日本放送文化大賞」を一本化し、「日本民間放送連盟賞」として実施すると発表した。(1月27日)

◆テレビ朝日は29日、情報番組『ワイド!スクランブル』のアシスタントディレクターが日本相撲協会の許諾が必要な映像を使用するため、許可を得たとする書類を偽造していたと発表した。 (1月30日)