◆民放などで構成する放送サービス高度化推進協会(A-PAB、東京・港)は4日、高精細映像の4K・8K衛星放送を視聴可能な機器の出荷・設置台数が7月末で2000万台を超えたと発表した。2018年12月に4K・8Kの放送が始まり、21年8月末に1000万台を突破した。パリ五輪など大型スポーツイベントを前にした買い替え需要などが普及を後押ししている。(9月4日)
◆映画やアニメ、ゲームなどコンテンツ産業の強化をめざし、政府は9日、「コンテンツ産業官民協議会」を設置した。省庁を横断した政府の司令塔として、民間と協力しながらクリエーター支援や労働環境の改善などに取り組む。まずは映画業界の長時間勤務やハラスメント、低賃金などの問題に取り組むほか、クリエーターの海外展開を支援していく。(9月10日)
◆総務省は11日、NHKのラジオ国際放送などで中国籍の外部スタッフが沖縄県・尖閣諸島を「中国の領土」などと発言した問題で、NHKに注意の行政指導をした。(9月11日)
◆米テレビ界の最高賞であるエミー賞で、俳優の真田広之が主演とプロデュースを務めたドラマ「SHOGUN 将軍」が作品賞、主演男優賞、主演女優賞など一八部門で栄冠に輝いた。(9月17日)
◆テレビ朝日で7月23日夜にマスター機器が故障し、CMの放送ができなかった問題で、篠塚浩社長は9月24日の定例会見で「大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます」と述べた。機器を交換した上で、現在も原因をメーカーと「精査している」という。(9月25日)