メディア日誌 2024年1月

◆テレビ朝日は2日、2023年の年間世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が、全日(午前6時~翌日午前0時)6.4%、ゴールデン(午後7~10時)9.1%、プライム(午後7~11時)9.3%で、それぞれ首位となり「三冠」を達成したと発表した。三冠達成は開局以来初めてという。(1月2日)


◆石川県内で最大震度7の揺れを観測した地震の影響で、輪島市の一部地域で、県内の民放4社とNHKの放送が停止している。総務省によると、影響世帯数(4日午後4時現在)は、テレビが、NHKで約700世帯、石川テレビ放送・テレビ金沢・HAB北陸朝日放送の3局で約730世帯、MRO北陸放送で約2130世帯に及ぶという。(1月5日)


◆民放各局は10日、芸能活動の休止を発表したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)の出演番組について、今後の対応や方針を明らかにした。フジテレビは14日に予定していた「ワイドナショー」への出演の取りやめを発表。同局は9日、松本さんを出演させるとしていたが「当社と吉本興業で協議して総合的に判断した」と説明した。(1月10日)


◆日本映画製作者連盟は30日、2023年の映画概況を発表した。アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」などがヒットし、邦画と洋画を合わせた興行収入の総額は前年比3.9%増の約2214億円だった。入場者数は同2.3%増の1億5553万人。(1月30日)


◆全国で四七ある民間AMラジオ事業者のうち、IBC岩手放送など13社が2月1日から来年1月31日の期間内に放送を一時休止する。AMの維持費負担が重くなる中、より低コストのFMへの転換などを検討する上で、聴取者への影響を検証するのが狙い。休止する期間やエリアは事業者によって異なる。  (1月30日)