メディア日誌 2020年1月

◆日本テレビは、2019年の年間視聴率(2018年12月31日~2019年12月29日、関東地区)で、三冠王を獲得したと発表した。(1月2日)

◆文化庁はインターネット上に著作物を無断公開する海賊版サイト対策として、漫画だけでなく、新聞や雑誌、論文などからのダウンロードも規制するが、軽微なものであれば違法としないなどと具体的な線引きを定めた。(1月8日)

◆1月24日で任期満了を迎え、退任するNHKの上田良一会長が最後の定例会見を開いた。自身が会長職の続投を希望していたかどうかについては「経営委員会が判断すること」と述べるにとどめた。(1月9日)

◆テレビ朝日が報道番組『報道ステーション』の社外スタッフ約10人に契約終了を通知したのは、労働者の権利を踏みにじる行為だとして、日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)は撤回を求める抗議声明を発表した。 (1月10日)

◆総務省は、NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットに流す「常時同時配信」の計画を認可した。 (1月14日)

◆NHKは総合とEテレの番組を放送と同時にインターネットで配信する常時同時配信を4月1日から正式に始めると発表した。サービス名称は「NHKプラス」。配信は24時間ではなく、毎日午前6時から翌日午前0時までの18時間に絞る。(1月15日)

◆NHKは2020年度収支予算・事業計画を発表した。事業収入は19年度予算比43億円減の7204億円。事業支出は同76億円増の7354億円で過去最高。2年連続の赤字予算となった。(1月15日)

◆東京メトロポリタンテレビが昨年1~3月の深夜に放送したバラエティー番組『欲望の塊』で、ゲームの優勝賞品とされていた高級外車が、今も優勝者に渡されていないと、ホームページで発表した。(1月21日)

◆日本民間放送連盟は、今夏の東京五輪で民放テレビ各局が地上波で中継する主な協議を発表した。大会期間中、各局が日替わりで放送を担当し、ほぼ終日その日の競技の模様を集中的に伝える。(1月23日)

◆NHKの新会長に25日付で就いた元みずほフィナンシャルグループ社長の前田晃伸氏が就任後初の記者会見を開いた。総務省から求められている三位一体の改革について「不断に取り組まなければいけない。先頭に立ってすすめて行きたい」と語った。 (1月27日)